家系ラーメン 町田商店 岡山平井店 ラーメン

本日のランチは「家系ラーメン 町田商店 岡山平井店」の「ラーメン」です。町田商店が平井にオープンしたことは前から知っていたのですが、連日の長蛇の列その後も昼時の混みようを見ていて、まあいいかなとなっていました。

「家系ラーメン」にそれほど魅力を感じなかった (後述) のも大きいです。が、今回たまたま行ってみて新しい発見があり再考するきっかけになりました。

お店への行き方や駐車場

お店は岡山玉野線という大通りの交差点の角地にあります。私の中で唐揚げがヒットしている(*)スーパー「フレスタ 操南店」の敷地 (駐車場) 内にあります。

角地なんですが新岡山港方面からは左折で、岡山方面からは交差点を右に曲がって左に入り口があるので出入りは便利です。駐車場も広いので余裕でとめれます。「フレスタ」との明確な区分けがわからないのでなんとも言えないのですが、、、。

入り口を入ると正面にレジがあり、左を向くと右がカウンター席、左にテーブル席が並びます。今風のラーメン屋さんといったらいいんでしょうか?明るい雰囲気で一人でラーメンを食べるのは、、、っていう方でも気軽に入れますよ。

私のような作業着を着たガテン系の方やサラリーマンにOLさん、子供連れでも気兼ねなく入れます。

メニューは「ラーメン」のほかに「味玉ラーメン」「野菜ラーメン」「ネギラーメン」と続き、トッピングマシマシの「MAXラーメン」なんていうのもあります。白髪ねぎののった「ネギラーメン」を横目に見つつつ、、、「ラーメン」を注文。

家系ラーメン 町田商店 岡山平井店 ラーメン

麺の上には、チャーシューに「家系ラーメン」でおなじみのほうれん草、うずらの卵がのります。スープは醤油豚骨、麺は太麺です。テーブルに0.5センチ角に切った生の玉ねぎがあり、これをトッピングできます。

食べていると、具をおかずに麺を食べているっていう不思議な感覚になりました。さらに、ご飯があればラーメンがおかずになるんじゃないかという気もしてきました。

これは「長浜ラーメン」や「中華そば」といった、いわゆるラーメンというくくりにしちゃだめですね。というわけで、もう一回行ってみたいなと思いました。

「町田商店」ではアプリを使った面白い企画 (ぎょうざ倶楽部級!?) をしています。私はやらなかったんですが、先輩はがっつりハマってました。詳細は後述します。

お店情報

住所
〒703-8282 岡山県岡山市中区平井7丁目1−2

公式ホームページ

横浜家系ラーメン【町田商店】
https://www.eak-ramen.jp/

横浜家系ラーメン【町田商店】

家系ラーメン公式アプリ「完まく」
「町田商店」には公式アプリがあるんですが、これがちょっとズバ抜けてるので紹介したいと思います。

家系ラーメン公式アプリ「完まく」
https://www.eak-ramen.jp/

「町田商店」ではラーメンのスープを全部飲むことを「完まく」といいます。完まくすると店員さんがQRコードを見せてくれます。これが10枚貯まるとラーメンが1杯無料になるクーポンがもらえます。10枚というのが不自然なんですが、要は10杯食べると1杯が無料になるという意味だと思います。

さらに、10枚たまると1年間トッピング無料になるゴールドカードがもらえます。

これがすごい。これと同じようなサービスといえば中華料理「餃子の王将」の「ぎょうざ倶楽部」やラーメン「来来亭」のポイントカード (無料パスカード) があるんですが、いずれもサービス内容は魅力的なんですが金額的に敷居が高いです。

そこまでの特典はいらないけど、1年間のサービスを受けたいっていう方にはうれしいんじゃないでしょうか?ちょっとせこいですが、10杯まではラーメンで我慢してゴールドカードをゲットしたらラーメン + トッピングを楽しむもよし、すでにトッピングされているラーメンにさらにトッピングするもよし、ですね。

「完まく」でサービスを考えた人すごいなってのがもう一つあります。これについては最後の追記で。

岡山玉野線がラーメン通りに

「町田商店 岡山平井店」の前を通る道路を「岡山玉野線」というんですが、気が付いたらラーメン通りになってますね。一昔前なら中華そばなら「支那そば餐休 (さんきゅう) 江崎総本店」、とんこつラーメンなら「長浜ラーメン 秀やす」という2択 (すみません「らーめん辰弥 倉田店(*)」は行ったことないです) だったんです。

現在はとんこつラーメンの「ラー麺ずんどう屋 岡山平井店」ができ、次は何ラーメンかな~と思っていたら家系ラーメンの「町田商店」ができました。

さて、次は何ラーメンができるのかな?そのまえに「岡山玉野線ラーメン紀行」なんていう企画も面白そうです。

*岡山市では珍しい「みそ」がオススメのラーメン屋さん、名物は「ごまみそ辰弥らーめん」みたいです。

というわけで、念願の企画が出来上がりました。岡山玉野線を北から南へ下るようにして、お店を紹介しています。ぜひごらんください。

家系ラーメン再考

「家系ラーメン」にそれほど魅力を感じなかったと冒頭に書いたんですが、一つは「ちゃんぽん」じゃないのに太麺を使うのが納得できなかったことがあります。あと、醤油豚骨に太麺というのも違和感を感じていました。これは岡山のラーメンに食べなれているせいですね。

そんなこともあり、敬遠していたんですが「町田商店」のラーメンを食べて「家系ラーメン」をもう一度調べてみようとなりました。

家系ラーメンをウィキペディアで調べてみると、

家系ラーメン(いえけいラーメン)とは、1974年以降に登場した神奈川県横浜市発祥の豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメン、およびその店舗群である。ラーメン店「吉村家」を源流とする。

とあります。さらに読んでいくと家系図へのリンクがありました。

横浜の家系ラーメン全店制覇への道〜家系図を作ろう〜[はまれぽ.com]

見ていると「壱六家」の下に「町田商店」がありました。「壱六屋」は横浜市内店、「町田商店」は県外店になります。「壱六家」の公式ホームページはこちら。

横浜らーめん 壱六家 | とんこつ100%のスープで仕上げる横浜家系らーめん

公式ホームページには「壱六家」のことは書かれていない。

当社の事業は、代表取締役社長である田川翔が2008年1月、東京都町田市に横浜家系ラーメン町田商店(国内直営1号店)を個人事業として創業したことに始まります。

以下の記事を読むと「壱六家」の下に「町田商店」があるのは間違いないなとわかりました。「町田商店」の創業期のことが書かれています。かなり突っ込んだことまで書いていて読みごたえがありました。

【起業記】大繁盛ラーメン店『町田商店』を作った男が綴る(その3) 「第1号店を開業」 – まぐまぐニュース!

追記

ラーメンのスープを全部飲み干す「完まく」ですが、これでサービスを受けられるお客さん側にメリットがあるように思うんですが、お店側にもメリットがあるんですよね。そう、廃棄量が減る。「えっスープだけでしょ」って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、1日に何杯も出るわけですから月や年にすると相当な量です。さらにスープがないだけで洗い物やグリーストラップ (油や生ごみを下水管に流さないように処置する箇所) の掃除、つまり従業員のオペレーションが楽になります。これ考えた人すごいなと思います。